カテゴリー: Blender

Blenderで文化祭のオープニング制作 その1

久々の更新です。 ken_kentanです。

9月に本校である舞台発表会(文化祭)で放映予定のオープニングについて、
少しネタばれ。

去年までは、BlenderでAnimationを作るときはBlenderレンダを使用していたのですが
PCを自作してからグラボ(GTX560Ti)を積んだので最近はなんでもCyclesレンダを使用しています。(ちなみに、以前使用していたBTOPCはサーバーに)

制作を開始したのは、大体7月の半ばからのんびーり進めてます。

制作を始めて形になった瞬間↓

(リアルタイムレンダなので荒いです。)

これをベースにして進めていくわけです。(自分の場合)

最初にレンダリングした物↓

ベースのものにモーションブラーをかけました。

テストレンダ2回目↓

テクスチャを貼ってそれっぽく。

テストレンダ3回目↓

ノードエディタでエフェクトを追加。

オープニングの始まり部分完成↓

カメラの制御変更。

資料の関係上、現時点で制作できるのはここまでです。
これ以外にもクラブ紹介の編集、夏休みの宿題etc… 進めないといけないタスクがたくさんあるわけです。

私、個人のことは置いておいて今回はBlenderのAnimationにおいて少し有意義なことを書こうと思います。(常識的なことかもしれませんが。)

Animationで重要なポイントの一つにカメラの制御があります。
激しいものになればなるほど制御も複雑になっていくのですが、それを少しでも簡単にする方法があります。

Empty object です。(↓こいつ)
empty

Blenderを始めた当初ってこんなの何に使うの 笑 とバカにされる(ハズ)ものの1つです。
こいつをCameraと親関係を持たせてやります。(Ctrl + P)
empty+camera

そうすると、EmptyとCameraが親と子の関係になります。
empty+camera2

Emptyを動かせばそれを中心としてCameraが動きます。
例えば、回転中にズームアウトしたい時、キーフレームをぽちぽちする方法だと思い通りの挙動にならなかったり、調整したりで結構な時間がかかります。
でも、この状態だとEmptyを回転させている状態でScaleを大きくするだけでCameraは離れていきます。また、中心はこいつなので位置合わせなどが格段に簡単になります。

と、下手な説明ですがへーと思ってくれれば^^です。

Blenderについて簡単な質問であれば気軽に聞いて下さい。

では、 Let’s Blender life!

blender-logo_tra

猫でも分かるBlenderの日本語化

注意:バージョン 2.67 2.68

Blenderを起動して「File」の「User Preferences」を選択。
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上部メニュー?から「System」を選択。
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「□Internation Fonts」をオンにしてLanguage:Japanese(日本語)を選択。
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Translateで日本語化したい部分をオンにする。
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以上で日本語化が可能です。保存するには、「ユーザー設定の保存」で保存することが可能です。